例えば作家が作品を無料WWWにアップしたとしてその場所を提供している会社が
その文章を勝手につかっていいものだろうか?
基本的に文章データであるブログには著作権と同一性などについての権利、著作人格権があるのは当たり前のはずである。
ユーザーの著作人格権を否定しているサービスはユーザーのあらゆる権利を
瞬時に奪う可能性があるといえる。
再利用や出版物への掲載を規約でうたっていないサービスは下記3サービス
あとはレンタルサーバーを借りるのが良いだろう。
とりあえずプロフェッショナルなコンテンツでも○にカテゴリーしているサービス程度ならば損害をこうむることはないだろう。
◎:許可無く再利用しないか勉強不足のサービス
トップページに概要が表示されたりランキングつけられる程度
信州FM
のブログ
◎:ポータルのキャッシュ用途やサマリー使用のみと明示
seesaa
○:宣伝目的限定でWWW限定で利用するサービス
この辺までが「著作物」を扱うサービスとして許される範囲だろう。
楽天広場 交渉権において優先的になどと筋の通った内容
ココログ
ブログ人
ヤプログ 要約するときには著作人格権行使できないので微妙な表現を多用する人は避けたほうがいい。
出版については正規交渉を明記
ウェブリブログ あくまで「WWW等」グレイな表現だし後ろ向きに規約は変更されている。
これ以降のものはブログサービスのアフィリエイトみたいなブログサービスで
本来課金したり強制広告が出るのはおかしい。
△:WEBの宣伝目的限定で自由に利用するサービス、解約しても使われる。
訴訟沙汰になったときに記事をコントロールできない。
JUGEM
著作人格権を行使禁止という部分を半日で修正した。GMOの要請があればなんとでも変わる。
但し原則として問題行為をするとは考えなくていいので実質的に○とみていいだろう。
△:宣伝目的限定で自由に利用するサービス
サービスの本質を見失しない始めているサービス。
作家やデザイナーからすれば信じられない内容。
ラブログ(DION)「自由に使うことができる」とある。
アサブロ 規約は形だけだが使われた場合開き直る体質がある。
DoBlog実験サービス マスコミ対応のみと思われるが「連絡無に自由に利用」
ドリコム 管理人コメントでのみ「宣伝目的」と言及するが不透明
DTI ブログ あいまい
ワブログ 現在新規応募していない。
so-net blog著作人格権否定にほとんど準ずる。
▼:宣伝目的の無制限利用を明示してさらにユーザー負担を強いるサービス
FC2 宣伝に使うものはユーザーが削除してはいけないの一文が
×:ユーザーの著作人格権を明示的に否定しているサービス
作品やキャッチコピーはもちろん
例えば些細な日記であってもクレームや訴訟沙汰が派生することがある。
著作人格権が無いと宙に浮いた文章に振り回される可能性がある。
アメブロ
アメーバ利用規約
アメーバ著作権に関する見解
TI-DA
ブログフレンズ
Goo blog 解約しても使われる。
269g 解約しても使われる。
アセラ
×:無制限の再利用・翻案配信を明示しているサービス
著作権は保護されるが無制限の再利用を許諾しているとみなされる。
些細な内容であっても改変される可能性を持つ
ブログを書くという作業が事実上「労働」としての「奉仕」になっているサービス
Excite こちらには記述なし
Excite全体の規約
livedoor blog
Yahoo&ジオシティーズ
ブローチ(ぷらら)
Autopage
Cururu
ハテナダイアリー Web上のソフトに使用する権利を許諾したとみなされる。
このリストは、ドリコムの著作権問題が浮上したのを期に公開することにした。
JUGEMの規約改正に際して見直し
実際には全くアクセスもされず著作権など関係ないサイトも多いだろうと思う。
多くのサービスが著作権は投稿した側にあるとしながらも
著作人格権の行使を禁止した無制限の使用を書いており
テキスト文化であるブログなのに原則価値が無いという認識である事がうかがわれる。
規約公開時問題視され追記されたseesaaはポータルのためのキャッシュ限定をうたっており
それが改変されない限りむしろ著作権をもっとも保護しているサービスといえる。
基本的にトップページでのサマリー利用など運用上が本来の使用範囲であり
WWWで宣伝目的というのがギリギリのラインだろう。
出版物にテキストはもちろん写真やイラストが勝手に使えるという規約のところは
よほど内容が無い人以外使わないほうが良いと思われる。
冒頭にも書いたが著作人格権が行使できないと
思わぬ失言や誤記述によるトラブルを回避できなくなるほか
問題のない文章をトラブルの元になる文章に改変要約される可能性が生じたとき
それの削除権限が損なわれている。
また、解約後もデータが使われるサービスは
例えば「構想」のようなものをメモっているとき
作品完成後に自由に流用されてしまうことになる。
あとNTT系やGMO系などグループ企業に権利が派生しそうなところもよくチェックしておいたほうがいいが
Gooブログあたりはあからさまにユーザーの権利をないがしろにしそうなので
割り切ってNTT-Xの商品紹介かなんかに走るほうが良さそう。
履歴
10/3 アメブロ規約変更に伴ない△に降格、改変のグレーさから実質×
9/8 見直し、Exciteはブログ以外の規約のため×に降格、ヤプログはギリギリ○に分類、ウェブリブログは以前「サマリーのみ」だったのがなくなった。
6/30 JUGEM関連
2006/6/10 初出
タグ:著作権問題とブログの規約

